mRNAワクチンはコロナ感染による自然な免疫形成を干渉するのか?(2)
COVID-19 · 2021/11/11
感染+ワクチン群では月々の感染者数はほぼ一定であったが、ワクチン単独群では時間経過とともに月々の感染者数は増加した。これはワクチンが最初から免疫形成の役に立っていないことを間接的に物語る。 さらに興味深いことには、感染が6か月以上前である群は感染が6か月以内である群と比べて再感染者数の増加が少なかったことである。(補正ハザード比はファイザーワクチンで0.62 , P=0.02、モデルナワクチンで0.40 , P=0.03 ) コロナ感染による免疫は感染後少なくとも6か月、おそらく1年以上続くことが別の論文で報告されている。(Turner JS, Nature. 2021 May)JAMA論文から、少なくともワクチンはメモリーB細胞の発達を邪魔することが推察される。つまり、mRNAワクチンは感染による自然な免疫形成を干渉する可能性がある。もしもそうでないなら、6か月以内に感染した群は6か月以上前に感染した群より感染者が多いこと、感染+ワクチン群とワクチン単独群の感染者数ギャップ(6倍)が、感染後群とワクチン単独群のギャップ(13倍)より小さいことを説明することは非常に難しい。

mRNAワクチンはコロナ感染による自然な免疫形成を干渉するのか?
COVID-19 · 2021/11/11
最近のJAMAの論文において、カタール54万人の観察研究で、コロナ感染+mRNAワクチン群とmRNAワクチン単独群の免疫力の違いが検討された。対象はコロナ感染後ワクチン(ファイザーとモデルナ)接種した14万人と感染はなくワクチン接種した40万人である。年齢や他の交絡因子を調整後の比較で、ワクチン単独群は感染+ワクチン群の6倍コロナに感染しやすいことが示された。(Abu-Raddad LJ, JAMA, 2021) この結果はコロナ感染後の免疫にワクチンが何らかの免疫を追加したことを意味しない。なぜなら、第一に、コロナ感染後でワクチンを接種しない群がないから分からない。恐らく、カタールのワクチン接種率が高いため十分な人を集めることができなかったと思われる。第二に、6倍と言うのは、コロナ感染後の免疫とワクチンによる免疫を比較したイスラエル80万人の観察試験結果の範囲内である。(Gazit S, medRxiv, 2021.8)第三に、感染+ワクチン群とワクチン単独群のギャップがワクチン効果の減弱とともに拡大した。

ワクチンの効果に関するスウェーデンの研究(2)
COVID-19 · 2021/10/30
一方、重症感染症(入院または感染後30日以内の死亡)に対する効果は多くの人で9か月後も維持されたが、15-30日の89%から180日には42%に低下し、240日には20%まで低下した。また、180日以降は一部の人で負の効果を認めた。 総じて、ワクチン効果の減衰は、男性、高齢フレイル、基礎疾患保有者で顕著であった。(Nordsrom P, Posted: 25 Oct 2021)

ワクチンの効果に関するスウェーデンの研究
COVID-19 · 2021/10/30
ランセットの査読前論文において、スウェーデンの全国レジストリの後ろ向き研究によるコロナ感染症に対するワクチンの予防効果が発表された。ワクチン2回接種した群842974人(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)とワクチン非接種群842974人を比較し、調査期間は2021年1月12日から9か月間とした。 症状のある感染症に対する予防効果は、ファイザーワクチンで15-30日の92%から121-180日には47%に低下し、240日以降は効果を消失した。モデルナワクチンでは低下速度が遅く、180日で59%に低下した。アストラゼネカワクチンは最も効果が弱く120日以降には効果を消失した。

COVID-19症例数の増加はワクチン接種率と関連しない(2)
COVID-19 · 2021/10/27
アメリカ群間のワクチン2回接種率の全ての区分で、10万人当たりの過去7日間のCOVID-19新規症例数の中央値はおおよそ変わりがなかった。さらに、ワクチン2回接種率によって、前週比較で新規症例数が増加した群の割合に差を認めなかった。 ワクチン接種を優先したCOVID-19治療対策により十分な効果が得られていないことを省みて、COVID-19対策を修正する必要がある。そのためには、ワクチンの有効性を科学的に評価することが重要である。また、ワクチン接種を推奨する場合には、政府はその利益だけでなくリスクについても国民に謙虚に説明する必要があり、圧力により国民を貶めることはあってはならない。(Subramanian SV, Eur J Epidemiol. 2021)

COVID-19症例数の増加はワクチン接種率と関連しない
COVID-19 · 2021/10/27
2021.9.3のthe Our World in Dataからワクチン2回接種率、100万人当たりのCOVID-19症例数、人口の情報が得られた68か国を選択し比較した。次に、2021.9.2 のthe White House COVID-19 Team dataからワクチン2回接種率を得られたアメリカの2947群(county)(全3141群中)を比較した。 68か国間にワクチン2回接種率と過去7日間における100万人当たりの新規COVID-19症例数に明らかな関連を認めなかったが、ワクチン2回接種率が高いほどCOVID-19症例数は高い傾向がみられた。特に、ワクチン2回接種率が60%を超えるイスラエルで過去7日間のCOVID-19症例数は最も多かった。また、アイスランドとポルトガルはワクチン2回接種率が75%を超えるが、ワクチン2回接種率が10%以下のベトナムや南アフリカよりもCOVID-19症例数は多かった。

ワクチン偏重のコロナ対策は正しいのだろうか?
COVID-19 · 2021/10/26
インドの最大のウッタル・プラデーシュ(UP)州と南部のケララ州のコロナ新規感染症例数を比較した。2021年9月末時点で、人口2.4億人のUP州では、イベルメクチンによる徹底した予防と治療政策により、ワクチン接種率は5%ながらも1日新規感染症例はわずか14人であった。一方、人口0.3億人のケララ州では、イベルメクチンは重症例にのみ使用していたが、2021.8.5にはイベルメクチンの使用を全て中止し、ワクチンを重視する政策に切り替え、ワクチン接種率はインドでは高い25%に及んだが、1日新規感染症例は14511人であった。 2州で気候、生活環境の違いはあるとしても、同じ民族間で感染状況に大きな違いが生じている。2州の観察研究から、COVIDとイベルメクチンは関連しても、COVIDと遺伝子ワクチンは関連するとは言えない。つまり、コロナ対策としてワクチンを偏重することを是としない。

アメリカ、イギリス、オーストラリアにおけるコロナ感染状況の違い(2)
COVID-19 · 2021/10/24
3国間の違いには色々な理由があるだろうが、最も大きな要因はイベルメクチンの適応外処方の自由度であると思われる。アメリカでは少なくとも外来治療においては、患者は医師を選び治療を選択する権利が守られているが、オーストラリアではイベルメクチンの適応外処方は違法であり、イギリスでは公的医療制度による締め付けによりイベルメクチンを処方することは禁じられているからである。(Hope JR, Desret Review, 2021.10.18)

アメリカ、イギリス、オーストラリアにおけるコロナ感染状況の違い
COVID-19 · 2021/10/24
2021.8.13、アメリカのCDCはイベルメクチンの処方が従来の24倍に増加していることを発表した。現在、アメリカのCOVID-19新規症例数と死亡者数は低下傾向にあり、イベルメクチン処方後のインドやペルーと似た経過を辿っている。 イギリスではワクチン2回接種率が67%であるが、デルタ株の感染は増加している。アメリカはワクチン2回接種率が57%で停滞しているが、感染症例数の低下が始まっている。一方、ワクチン2回接種率が55%であるオーストラリアでは、厳しいロックダウン措置をとったにも関わらずデルタ株の感染拡大の勢いが止まらない。 オーストラリアはイベルメクチンの適応外使用を2021.9.10に禁止した。その結果、2021.9.10のオーストラリアの1日新規感染症例数は1673例から1か月後の2021.10.10には2295例へと37%増加した。同じ期間に、イギリスでも新規症例数は37691から40050に増加している。しかし、アメリカでは145666から96565へと激減している。

台湾でワクチン接種後の死亡がCOVID-19感染による死亡を上回る
COVID-19 · 2021/10/17
2021.10.6、台湾保健省の発表によると、COVID-19ワクチン接種による死亡がCOVID-19感染による死亡を初めて上回った。ワクチン接種後の死亡が849人、COVID-19感染による死亡が844人であった。接種ワクチンはアストラゼネカ643人、モデルナ183人、メジゲン(台湾製)22人であった。ちなみに台湾の人口は2360万人です。(Medical Trend 2021.10.16)

さらに表示する